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【2026年版】アニメ配信の市場データ|Netflix・Crunchyroll・ABEMA・dアニメの公表値

9月15日
読了時間: 6分

更新日:13 時間前


主要な配信サービス4社がアニメについて公表している数値を、発表日つきで整理した。対象はNetflix、Crunchyroll、ABEMA、dアニメストアである。


会員数や視聴数の定義は各社で違うため、横に並べて比較はしない。日本動画協会など第三者の推計値は、事業者の公表値とは別の節にまとめた。


この記事でわかること

  • 4社がアニメについて公表した数値と、その発表日

  • Netflixの視聴数、Crunchyrollの会員数、ABEMAの編成

  • 事業者の公表値と第三者の推計値を分けて読む理由


この記事の決まり


各社が自ら公表した数値だけを「公表値」として載せた。決算資料、株主向け書簡、公式プレスリリース、公式サイトの表示が対象である。


調査会社などによる推計値は、別の節で出典を分けて扱う。


会員数・視聴数・作品数は、各社で数え方が違う。本記事では各社の数値を横に並べて比べない。


サービス

出している数値の例

Netflix

世帯単位の有料会員数

Crunchyroll

有料会員数

ABEMA

週間の利用者数(WAU)


事業者の公表値一覧


2026年9月23日時点で確認できた各社の公表値である。



サービス

公表値

時点・発表日

発表元

Netflix

有料会員数 3億2,500万超

2025年第4四半期(2026年1月20日発表)

Netflix 株主向け書簡

Netflix

会員の50%超が日常的にアニメを視聴

2026年6月23日発表

Netflix 公式ニュース

Netflix

アニメ作品の視聴数 15億回超

2025年(2026年6月23日発表)

Netflix 公式ニュース

Netflix

アニメ作品の視聴数 10億回超、5年で3倍

2024年(2025年7月7日発表)

Netflix 公式ニュース

Crunchyroll

有料会員数 2,100万超

2026年5月8日発表

Crunchyroll プレスリリース

Crunchyroll

エピソード数5万超、200超の国・地域

2026年5月8日発表

Crunchyroll プレスリリース

ABEMA

WAU 3,137万人

2026年7月27日週

サイバーエージェント資料

ABEMA

約50チャンネルのうちアニメが半数ほど

2026年7月時点

サイバーエージェント資料

dアニメストア

7,400作品以上が見放題

2026年9月23日閲覧

dアニメストア 公式サイト

dアニメストア

6,700作品以上が見放題

2025年11月19日発表

NTTドコモ お知らせ


  • サイバーエージェント資料:ABEMAの2行は、サイバーエージェントの新規投資家向け資料(2026年8月7日)による。


Netflix:会員の半数超が視聴


Netflixは2026年6月23日、アヌシー国際アニメーション映画祭に合わせて発表した。会員の50%超が日常的にアニメを楽しみ、2025年の視聴数は15億回以上だという。


アニメは190以上の国と地域に、最大34言語で届けているという。


2025年7月7日の発表では、2024年のアニメの視聴数が10億回を超え、過去5年で3倍になったとしていた。


同じ発表で、会員の80〜90%が吹き替えでアニメを見ていることも示した。2024年には非英語作品のグローバルTOP10にアニメ33作品が入り、2021年の2倍を超えた。


有料会員数は、2026年1月20日の株主向け書簡で明らかにした。2025年第4四半期に有料会員が3億2,500万を超えたという。


同書簡によると、2025年の売上高は452億ドル(約7兆657億円)である。換算レートは末尾の注記に記した。


当サイトでは、Netflixとの施策を次の記事で記録している。



  • 公表されていない数値:アニメ単独の会員数や売上は公表されていない。


Crunchyroll:2,100万人


アニメ専門の配信サービスCrunchyrollは、2026年5月8日のプレスリリースで、世界の有料会員が2,100万人を超えたと発表した。


2025年5月の1,700万人から約400万人増えている。


同リリースによると、シリーズ・映画・スペシャルを合わせて5万エピソード以上を配信し、200以上の国と地域で提供している。


劇場配給と配信を組み合わせた海外展開は、次の記事で扱っている。



ABEMA:半数ほどがアニメ


サイバーエージェントの新規投資家向け資料(2026年8月7日)によると、ABEMAの利用者数はMAU約6,000万、WAU約3,000万である。


直近のWAUは3,137万人(2026年7月27日週)と示されている。


24時間編成の約50チャンネルのうち、アニメチャンネルが半数ほどを占める(2026年7月時点)。人気作品ごとに専門チャンネルを開設していることも、同資料で紹介している。


同社は運営する㈱AbemaTVの出資比率も開示している。サイバーエージェントが55.2%、テレビ朝日が36.8%である。


当サイトの関連記事は次のとおり。



dアニメストア:7,400作品以上


NTTドコモのアニメ専門配信サービスdアニメストアは、2026年9月23日時点の公式サイトで「7,400作品以上が見放題」と表示している。


ドコモは2025年11月19日に料金改定を発表し、2026年2月から適用された。この発表時点の見放題作品数は6,700作品以上だった。


会員数は、2026年9月時点で確認できる最近の公式発表がないため載せていない。


申込の経路

改定前(税込)

改定後(税込)

ドコモ経由・Web経由

月額550円

月額660円

App Store・Google Play経由

月額650円

月額760円


第三者による推計値


以下は業界団体による推計で、事業者の公表値ではない。定義が違うため、上の公表値とは足し算も比較もしない。


推計した団体

対象

2024年

前年比

日本動画協会

国内のアニメ配信市場

2,655億円

106.2%

日本映像ソフト協会

有料動画配信(全ジャンル)

6,499億円

108.5%


  • 日本動画協会:「アニメ産業レポート2025」によるユーザー支出の推計。2019年の685億円から約3.9倍になった。

  • 日本映像ソフト協会:「映像ソフト市場規模及びユーザー動向調査 2024年結果報告」(映連の2025年概況資料に引用)。アニメ以外を含む。

  • 扱わない推計:配信サービス別のシェアや視聴時間の推計は複数の調査会社が出しているが、一次資料を確認できたものがないため扱わない。


注記


円換算は1米ドル=156.32円で計算した。2026年9月18日の三菱UFJ銀行TTM(TTS157.32円とTTB155.32円の平均)である。


計算式:452億ドル×156.32円=約7兆657億円。各社の数値は2026年9月23日時点で確認した。


まとめ


Netflixは会員の50%超がアニメを見ており、視聴者の80〜90%が吹き替えで見ると公表している。海外向けの宣伝素材も、字幕版だけでなく吹き替え版の視聴を前提に用意するとよい。


Crunchyrollは1年で有料会員を約400万人増やした。アニメ専門の配信は熱心なファン層に直接届くため、海外イベントや先行上映と組み合わせる施策の受け皿になる。


ABEMAは約50チャンネルの半数ほどをアニメに割き、作品ごとの専門チャンネルを機動的に開設している。放送中に過去シーズンを無料で流す施策は、この編成の柔軟さを前提にしている。


出典



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