top of page

【千と千尋の神隠し】宣伝施策まとめ|総選挙1位の再上映・中国初公開・舞台化など13の施策一覧

2001年7月15日
読了時間: 3分

更新日:4 時間前


『千と千尋の神隠し』は2001年7月20日に公開された宮崎駿監督のスタジオジブリ作品である。


Real Soundは公開時の興行収入を308億円としている。2020年の再上映などを含む興収は316.8億円である(日本映画製作者連盟)。


本記事では、公開後に続いた施策13件を4つのグループに分けて整理する。


この記事でわかること

  • 地上波放送と再上映で、旧作に触れる機会を作り続けた流れ

  • 中国初公開・世界配信・北米の周年上映という海外での節目

  • 展覧会・ジブリパーク・舞台化で作品世界を立体にした展開



1. 地上波放送と再上映


2003年の地上波初放送は視聴率46.9%で、同番組の歴代最高である。2026年も年明け最初の放送に選ばれた。


2016年はファン投票の1位を理由に、1週間限定で再上映した。2020年の372館での再上映は単独記事で詳しく扱っている。


  • 金曜ロードショーで地上波初放送

    • 2003年1月24日。視聴率46.9%で同番組の歴代最高。2019年の放送でも17.9%

  • ジブリ総選挙1位で1週間限定の再上映

    • 2016年9月10日〜16日。総選挙の最多得票を受け、5大都市5館で上映

  • 金曜ロードショー 2026年最初の放送

    • 2026年1月2日。ノーカット放送。翌週の『かぐや姫の物語』と正月2週連続ジブリ


2. 海外:中国公開と世界配信


中国では公開から18年後の2019年に初公開した。2020年からはNetflixで、日本・米国・カナダを除く約190か国に配信している。


北米では2026年秋に、舞台版の収録映像と公開25周年の記念上映が予定されている。


  • 中国で初公開(公開18年後)

    • 2019年6月21日。中国版ポスター2種と有名芸能人の吹替、宮崎駿のメッセージを微博で公開

  • Netflixで約190か国に配信

    • 2020年3月1日〜。ジブリ21作品を3回に分けて配信し、本作は3月1日の第2弾

  • 北米:舞台版の収録映像を劇場上映

    • 2026年10月1日・8日(予定)。GKIDSとFathomが2公演を各1夜限りで全米上映

  • 北米:公開25周年記念上映

    • 2026年10月17日〜21日(予定)。Studio Ghibli Fest 2026の最後に吹替・字幕版


3. 展示・ジブリパーク・舞台化


展覧会とジブリパークでは、油屋や湯婆婆の執務室など作品の場面を立体で再現した。


2024年には舞台版がロンドンで約4か月上演され、約30万人を動員した。英PWプロダクションズと東宝の共同製作である。


  • 鈴木敏夫とジブリ展で「油屋別館」を初公開

    • 2022年7月1日〜9月7日。天王洲で冷やし足湯と、湯婆婆・銭婆のおみくじ

  • ジブリパーク「ジブリの大倉庫」の常設展示

    • 2022年11月1日開園〜。湯婆婆の執務室を再現した「にせの館長室」など

  • 舞台版のロンドン公演(日英同時上演)

    • 2024年4月〜8月。ロンドン・コロシアムで約4か月、約30万人を動員

  • ジブリパーク展でハク竜の立体造型物

    • 2026年7月18日〜9月26日。大阪南港ATCギャラリーで初公開し、ジブリパークへ誘導


4. 企業コラボと周年企画


2020年にはスタジオジブリがローソンのCMを制作し、約20年前の前売券CMの登場人物を大人として描いた。2021年は公開20周年の記念グッズを展開した。


  • ローソン×ジブリ制作CM(サキちゃん)

    • 2020年1月1日〜。前売券CMで親子で来店した「サキちゃん」が大人になり働く設定

  • 公開20周年記念キャンペーン

    • 2021年夏。どんぐり共和国で、赤い橋を描いた20周年ロゴのグッズを展開


まとめ


新作の宣伝が終わった後も、放送、再上映、配信、展示、舞台化と形を変えて作品に触れる機会を作り続けている。


ファン投票の結果や、周年・未公開地域といった節目を上映の理由にした。古い作品でも新作と同じように劇場で告知できる。


Real Soundは公開当時のヒットの要因に、シネコンの普及による上映回数の増加と、日本テレビを中心とした大量のテレビCMを挙げている。


出典



▼アニメマーケティングのご相談

ANIME MARKETING ARCHIVESのメールマガジンに登録して、最新情報をいち早く受け取りませんか?

アニメマーケティングアーカイブスでは優れたアニメのマーケティングのケーススタディを蓄積、共有していくことを目的に運営しています

ケーススタディの情報提供、掲載依頼、掲載停止は常時受け付けております。情報提供フォームからご連絡ください

© Anime Marketing Archives © MOTTO 

bottom of page