【千と千尋の神隠し】宣伝施策まとめ|総選挙1位の再上映・中国初公開・舞台化など13の施策一覧
更新日:4 時間前
『千と千尋の神隠し』は2001年7月20日に公開された宮崎駿監督のスタジオジブリ作品である。
Real Soundは公開時の興行収入を308億円としている。2020年の再上映などを含む興収は316.8億円である(日本映画製作者連盟)。
本記事では、公開後に続いた施策13件を4つのグループに分けて整理する。
この記事でわかること
地上波放送と再上映で、旧作に触れる機会を作り続けた流れ
中国初公開・世界配信・北米の周年上映という海外での節目
展覧会・ジブリパーク・舞台化で作品世界を立体にした展開
1. 地上波放送と再上映
2003年の地上波初放送は視聴率46.9%で、同番組の歴代最高である。2026年も年明け最初の放送に選ばれた。
2016年はファン投票の1位を理由に、1週間限定で再上映した。2020年の372館での再上映は単独記事で詳しく扱っている。
金曜ロードショーで地上波初放送
2003年1月24日。視聴率46.9%で同番組の歴代最高。2019年の放送でも17.9%
ジブリ総選挙1位で1週間限定の再上映
2016年9月10日〜16日。総選挙の最多得票を受け、5大都市5館で上映
金曜ロードショー 2026年最初の放送
2026年1月2日。ノーカット放送。翌週の『かぐや姫の物語』と正月2週連続ジブリ
2. 海外:中国公開と世界配信
中国では公開から18年後の2019年に初公開した。2020年からはNetflixで、日本・米国・カナダを除く約190か国に配信している。
北米では2026年秋に、舞台版の収録映像と公開25周年の記念上映が予定されている。
中国で初公開(公開18年後)
2019年6月21日。中国版ポスター2種と有名芸能人の吹替、宮崎駿のメッセージを微博で公開
Netflixで約190か国に配信
2020年3月1日〜。ジブリ21作品を3回に分けて配信し、本作は3月1日の第2弾
北米:舞台版の収録映像を劇場上映
2026年10月1日・8日(予定)。GKIDSとFathomが2公演を各1夜限りで全米上映
北米:公開25周年記念上映
2026年10月17日〜21日(予定)。Studio Ghibli Fest 2026の最後に吹替・字幕版
3. 展示・ジブリパーク・舞台化
展覧会とジブリパークでは、油屋や湯婆婆の執務室など作品の場面を立体で再現した。
2024年には舞台版がロンドンで約4か月上演され、約30万人を動員した。英PWプロダクションズと東宝の共同製作である。
鈴木敏夫とジブリ展で「油屋別館」を初公開
2022年7月1日〜9月7日。天王洲で冷やし足湯と、湯婆婆・銭婆のおみくじ
ジブリパーク「ジブリの大倉庫」の常設展示
2022年11月1日開園〜。湯婆婆の執務室を再現した「にせの館長室」など
舞台版のロンドン公演(日英同時上演)
2024年4月〜8月。ロンドン・コロシアムで約4か月、約30万人を動員
ジブリパーク展でハク竜の立体造型物
2026年7月18日〜9月26日。大阪南港ATCギャラリーで初公開し、ジブリパークへ誘導
4. 企業コラボと周年企画
2020年にはスタジオジブリがローソンのCMを制作し、約20年前の前売券CMの登場人物を大人として描いた。2021年は公開20周年の記念グッズを展開した。
ローソン×ジブリ制作CM(サキちゃん)
2020年1月1日〜。前売券CMで親子で来店した「サキちゃん」が大人になり働く設定
公開20周年記念キャンペーン
2021年夏。どんぐり共和国で、赤い橋を描いた20周年ロゴのグッズを展開
まとめ
新作の宣伝が終わった後も、放送、再上映、配信、展示、舞台化と形を変えて作品に触れる機会を作り続けている。
ファン投票の結果や、周年・未公開地域といった節目を上映の理由にした。古い作品でも新作と同じように劇場で告知できる。
Real Soundは公開当時のヒットの要因に、シネコンの普及による上映回数の増加と、日本テレビを中心とした大量のテレビCMを挙げている。
出典
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