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【THE FIRST SLAM DUNK】あらすじ非公開・チラシなしで臨んだシークレット宣伝

2022年11月15日
読了時間: 2分

タイミング: #劇場公開

実施年月: #2022年 #11月


概要

東映配給の映画『THE FIRST SLAM DUNK』(2022年12月3日公開)は、公開まで作品情報をほぼ出さない宣伝方針をとった。あらすじは公表せず、劇場用チラシも作らず、劇場にはポスターとバスケットの得点表を模したカウントダウン日めくりを置き、予告は短いイメージカットにとどめた。2021年1月の井上雄彦監督の告知以降、公式YouTubeでは選手の背番号にちなんだ動画を連日公開する一方、湘北メンバー5人の声優は公開約1か月前の11月4日にYouTubeの特番で初めて発表した。公開前は声優交代などへの批判記事も出たが、公開初週2日間で動員84.7万人、興行収入12.9億円を記録した。

注目ポイント

  • あらすじやチラシといった従来の宣伝物をあえて出さず、観客が予備知識なしで作品に触れることを優先した判断は、原作ファンの厚いIPで取りうる選択肢を示している。

  • メディア露出を絞る代わりに公式YouTubeで背番号にちなんだ動画を連日出し、ファンの考察を促したことで、情報量が少ない期間も関心を切らさずに保っている。

  • 情報不足から批判記事が先行するリスクも生じたが、公開後はファンの口コミが評価を塗り替えた。秘密主義は作品の完成度への確信とセットで使う手法といえる。



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