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【映画ちいかわ】Mnet音楽番組にキャラが出演し、韓国公開10日で100万人【海外事例】

10月1日
読了時間: 4分

更新日:10月16日


『劇場版ちいかわ 人魚島の秘密』は、2026年9月30日に韓国で公開された。


公開翌日の10月1日、キャラクターが音楽番組に出演し、10月9日には観客100万人を超えた。


この記事は、韓国の報道とKOBIS集計の数字(2026年10月5〜12日の記事)をもとにしている。


この記事でわかること

  • 配給はCJ ENM、輸入は大元メディア(Daewon Media)。Mnet「M COUNTDOWN」には10月1日に3キャラが出演した

  • 100万人の突破は公開10日目の10月9日。『チェンソーマン レゼ篇』の12日目より2日早い

  • 韓国語の商品名を使ったコラボ商品も展開。品目と発売日は確認できなかった


配給・輸入と音楽番組への出演


韓国での配給はCJ ENMである。輸入は大元メディア(Daewon Media)で、100万人突破の発表も同社が行ったとInven Globalは伝えている。


10月1日、Mnetの音楽番組「M COUNTDOWN」にちいかわ、ハチワレ、うさぎの3キャラが出演した。劇中の挿入曲「島の歌」の韓国語版に合わせ、グループダンスを披露している。


TVリポートは、この出演を「スペシャルステージへのサプライズ出演」と書いている。公開後の最初の週末には、着ぐるみによる舞台挨拶も行われた。


ステージ動画は、公開2日でYouTubeの再生回数が100万回を超えたと、MTNは報じている。どのチャンネルの数字かは、記事に書かれていない。


  • ポイント:MTNは、CJ ENMが音楽番組やK-POPの制作経験を宣伝に当てはめ、公開自体をファンのイベントにしたと説明している。


観客数の推移


観客数は、KOBIS(韓国映画振興委員会の統合電算網)の集計を各紙が引いている。


公開初日は122,293人で、今年公開されたアニメ映画で最高の初日成績だった(Sateconomy)。


5日目の10月4日までに604,730人、8日目に818,352人となった。


10月9日(公開10日目)に100万人を超え、『チェンソーマン レゼ篇』の12日目より2日早い。


10月11日までの累計は1,281,485人である。同日には日別興行で1位となり、7日連続で首位だった「Assassin(s)」を抜いた(MTN)。



時点

累計観客数

備考

1日目(9/30)

122,293人

今年のアニメ映画で初日最高

5日目(10/4)

604,730人

60万人を突破

8日目

818,352人

Inven Globalの記載

10日目(10/9)

100万人突破

大元メディアが発表

12日目(10/11)

1,281,485人

KOBIS集計・今年のアニメ3位


  • 週末の数字:10月9〜11日の3日間は約40.78万人で週末1位となった。2位との差は観客数で215人にとどまった(Sateconomy)。


土台にあったファン基盤とコラボ


韓国では作品の愛称「먼작귀」(モンジャクィ)で知られている。2024年末にソウルの龍山アイパークモールで開いたポップアップは、約10日間で約3万人が訪れた(MTN)。


2026年2月には韓国初の常設店が開いている。MTNは、かわいい見た目の裏に仕事や生活の重さがあり、若い成人の共感を得ていると書いている。


輸入元の大元メディアは、この愛称の商品名でコラボ商品を展開している。相手はオリーブヤングの「Delight Project」、プロ野球のLGツインズ、Wacky Willyである。


Inven Globalは、飲食、衣料、美容、スポーツ用品の各分野に及ぶと説明する。個々の品目と発売日は、確認できなかった。


  • 専門家の見方:デジタル産業政策研究所のノ・チャンヒ所長は、OTTで映画を見る時代には、劇場へ足を運ばせるファン基盤が欠かせないと語った(MTN)。


確認できたことと残る点


日本の累計は、2026年10月6日時点で興行収入172億円、観客1,178万人と報じられている(Inven Global、Sateconomy)。


以前の記事で扱った165億円は、それより前の数字である。


MTNは、日本のメディアもK-POP型の宣伝に注目したと書く。ただし日本側の元記事は確認できず、韓国側の伝聞にとどまる。


Mnetの出演料や制作費、ステージの企画の経緯は、確認できた範囲では公表されていない。宣伝と観客数の因果も、報道は関係を示すにとどまる。



まとめ


この事例の特徴は、キャラクターを新人アイドルのように現地の音楽番組へ出したことである。公開の翌日に出演を置き、動画で拡散し、週末の着ぐるみ舞台挨拶へつなげている。


実務では、出演の場を現地のファンが見慣れた番組に合わせる点が参考になる。ただし、観客数を宣伝だけで説明することはできない。ポップアップや常設店で作った基盤が土台にあった。


出典



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