【推しの子】第1話90分を放送1カ月前に劇場先行上映「原作1巻を割らない」判断を宣伝に
2023年3月15日
読了時間: 2分
タイミング: #放送前
概要
TVアニメ『【推しの子】』は、第1話を90分の拡大版とし、TV放送の前に劇場で先行上映した。上映タイトルは『【推しの子】Mother and Children』で、2023年3月17日からEJアニメシアター新宿ほか全国の映画館で公開した。TV放送は4月12日に始まり、第1話を90分の拡大枠で放送した。MANTANWEBの取材でKADOKAWAの吉岡拓也プロデューサーは、原作第1巻を分けたくないという話から始まったと説明している。同社の山下慎平プロデューサーは、第1話90分は早くから決めていたと話した。劇場では上映2週目ごろからSNSや口コミで評判が広がり、普段アニメを見ない層も来場したという。2024年6月7日からは放送1周年記念の2週間限定の復活上映を行い、Dolby Cinema版を全国10館で上映した。6月30日には第2期の先行上映会も開いた。
注目ポイント
原作第1巻を1本の映像にまとめるという制作上の判断を、劇場での先行上映という形で見せた。尺の長さが「映画として見る理由」になり、放送前の話題づくりに使われている。
放送の約1カ月前に劇場で公開したことで、TV放送が始まる時点ですでに口コミが積み上がっていた。先行上映を「一部のファン向けの特典」ではなく、評判を育てる期間として使った例である。
1周年の復活上映と第2期の先行上映会を同じ時期に組み、第1話の劇場体験を次のシーズンの入口に再利用した。一度作った劇場版素材を長く使う設計になっている。
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