【千と千尋の神隠し】2800万人に3回見せる広告計画と372館再上映で興収316.8億円に
2001年7月15日
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タイミング: #劇場公開
概要
『千と千尋の神隠し』(2001年7月20日公開)では、鈴木敏夫プロデューサーの持論「人間は3回広告を見れば消費に走る」に基づき、目標動員2800万人に3回ずつ広告を見せる計画が立てられた(西日本新聞2019年3月28日掲載のコラムによる)。予告編、ポスター、テレビCM、大手コンビニとのタイアップ、全国試写会を行い、1年近いロングラン中は新聞広告を出し続け、NHKと連携したドキュメンタリーも放映した。宣伝費はそれまでの2倍で、動員は2350万人だった。2020年6月26日からは、コロナ禍の劇場休業を経て「一生に一度は、映画館でジブリを。」として他の3作とともに全国372館で再上映された。4作計の興収は26.4億円で、本作は8.8億円を加え、累計を308億円から316.8億円に更新した(2020年12月15日、東宝発表)。
注目ポイント
広告の量を「目標動員×接触回数」という式で置き、必要な物量から宣伝規模を決めている。媒体を増やす理由を数字で説明できる形にしている。
公開前だけでなく、1年近い上映期間中も新聞広告を続けている。ロングランを前提に、公開後の宣伝を途切れさせない設計にしている。
再上映では「一生に一度は、映画館でジブリを。」という言葉で、テレビや配信で知っている作品を映画館で観る理由を示している。4作を束ねて出し、劇場休業明けの編成に合わせた。
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