【鬼滅の刃】ufotable初の体験型ブース、名場面5種を有料で体験【企業戦略】
更新日:7 時間前
2025年3月22・23日のAnimeJapan 2025で、ufotableは初めての「体験型ブース」を大型出展した。
アニメ『鬼滅の刃』の5つの場面を、来場者が自分の体で試す内容である。会場は東京ビッグサイト東展示棟だった。
同じ会場のアニプレックスブースは、無限城を思わせる空間と特別映像を用意した。7月18日公開の劇場版の告知と、体験の提供が2つのブースに分かれていた。
この記事でわかること
ufotable初の体験型ブースで用意した5つの体験と、元になった話数
体験エリアを年齢別の有料制にし、体験ごとに違うステッカーを渡した設計
アニプレックスブースの無限城演出と、劇場版・鬼滅シアターの告知
名場面を5つの体験に
ufotableのブース名は「ufotable タイケン鬼滅の刃」である。特設サイトによると、5つの体験はいずれもTVシリーズの特定の話を元にしている。
原作の累計発行部数は1億5,000万部を超え、TVシリーズは2019年4月の立志編から続く。体験の題材は、この6年分の放送から選ばれた。
「伊之助の穴もぐり」は遊郭編第五話が元で、鬼の巣に通じる穴をくぐり抜ける。「蜜璃と腕ずもう対決」は刀鍛冶の里編第十話が元で、難易度は上級まである。
「岩柱の岩押し稽古」は柱稽古編第六・七話が元で、重さの違う岩を選んでゴールまで動かす。「紙ヒコーキ飛ばしあい競争」は柱稽古編第四話が元である。
「ひょうたん風船を膨らませ」は立志編第二十五話が元で、時間内に規定の大きさまで膨らませれば成功となる。立志編から柱稽古編まで、各編から場面を選んでいる。
ポイント:展示を見るのではなく、作中の稽古や遊びを来場者自身がやる形にした。既存の話数だけで企画が成り立っている。
有料制と体験別ステッカー
特設サイトによると、タイケンエリアの利用は有料で、年齢で4段階の料金を設けた。一般は1,500円、未就学児は300円(いずれも税込)である。
各体験の参加者には特典としてステッカーを渡し、デザインは体験ごとに変えた。5種すべてを回りたくなる作りといえる。
体験ごとに絵柄を変える方法は、コラボカフェやスタンプラリーにも応用できる。1回の来場で複数の体験を回ってもらう動機になる。
区分 | 料金(税込) |
|---|---|
一般 | 1,500円 |
学生 | 1,000円 |
小学生 | 500円 |
未就学児 | 300円 |
アニプレックスは無限城
アニメ!アニメ!の取材では、アニプレックスブースは無限城のような城の雰囲気を再現していた。来場者は特別映像を見られる部屋へ案内された。
炭治郎や玄弥、しのぶ、蜜璃などの立体展示もあった。混雑状況によっては、LINEで整理券を発券する運用だった。
同記事は、事前にブースの混雑状況を確かめるよう勧めている。人気作のブースでは、入場の整理も来場体験の一部になる。
アニプレックスの公式ニュースでは、炭治郎と写真が撮れるARフォトスポットも案内された。ここでしか聞けない録り下ろしボイスが付く。
劇場版までの見直し期間
ブースでは、2025年7月18日公開の『劇場版「鬼滅の刃」無限城編』第一章が告知された。三部作の構成で、出展は公開のおよそ4か月前にあたる。
4月4日からは「鬼滅シアター」として、立志編から柱稽古編までの特別編集版を1週間ごとに限定上映すると案内した。5月9日からは『無限列車編』の初のリバイバル上映も決まっていた。
過去の各編を劇場で見直す期間を置き、そのうえで新作の公開を迎える順番である。体験型ブースも既存の各編を題材にしており、振り返りの流れと重なる。
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まとめ
イベント出展は情報を並べるだけになりやすい。ufotableは作中の稽古や遊びを来場者がやる形に変え、有料制と体験別ステッカーで参加の価値をはっきりさせた。
大型の告知を控えた作品では、告知と体験を別の場に分ける手がある。体験の題材を既存の話数から選べば、新しい情報を出さずに展示を作れる。
出典
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