【君の名は。×飛騨市】SNS発信・図書館の撮影許可・市民上映会で進めた聖地対応、2年で推計13万人
2016年7月15日
読了時間: 2分
タイミング: #劇場公開
概要
岐阜県飛騨市は、映画『君の名は。』(2016年8月公開)で市内の風景が舞台のモデルになったことを受け、観光課を中心に受け入れを進めた。日経BPの取材に都竹淳也市長が答えた内容によると、補正予算は公開に間に合わず、約1カ月で低予算の施策を進めた。飛騨古川駅の待合室に作中の飛騨牛マスコット「ひだくろ」のボードを置き、市内にポスターを掲示した。7月中旬からは若手職員がSNSで影響力のある人を見つけて情報を投稿し続けた。市図書館は許可書を受け取れば館内を撮影できるようにし、投稿時に来館を書いてほしいと呼びかけた。撤去されていた作中のバス停の標識も元の場所に設置した。映画館のない市で、11月6日には東宝の協力を得て市民向け上映会を1日3回開いた。市の推計では、2018年7月までの2年間の訪問者は累計13万人に上る。
注目ポイント
追加予算がない段階で、お金のかからないSNS発信から始めた。ファンの間で舞台探しが話題になった時期を捉え、影響力のある発信者に届く情報を出し続けた点が要になっている。
図書館の館内撮影を禁止せず、許可制で認めたうえで「来たよ」と書いた投稿を呼びかけた。来訪者の投稿がそのまま市の宣伝になる流れを作っている。
映画館のない市で、市民向けの上映会を開いた。外から来る巡礼者だけでなく、地元の住民が作品を知り、受け入れに加わる土台づくりにもなっている。
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