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【天気の子】試写会ゼロ・前売券なしで東宝初の「359館・朝9時一斉上映」

2019年7月15日
読了時間: 2分

タイミング: #劇場公開

実施年月: #2019年 #07月


概要

『天気の子』は2019年7月19日の公開にあたり、一般試写会を一切行わず、前売券も販売しなかった。代わりに公開初日の午前9時、上映する全359館で「初回一斉上映」を実施した。公式サイトは6月28日に、東宝史上初の試みとしてこれを発表し、初回のチケットは7月6日から各劇場で販売した。同日からIMAXでも全国33スクリーンで上映した。これに先立つ午前0時には、TOHOシネマズ新宿とTOHOシネマズ梅田で各1,000名の「世界最速上映」を行い、チケットはローソンチケットで抽選販売した。エグゼクティブプロデューサーの古澤佳寛氏は日経ビジネスの取材に、試写をしなかった理由として前作の実績から初動は見込めること、事前情報ゼロの観客が同時に体験し、賛否の口コミが一斉に広がることが作品に合うと判断したことを挙げている。

注目ポイント

  • 前作『君の名は。』の大規模試写と逆の手を選んだ。前作の実績で初動が見込める続編だからこそ、試写で口コミを作る必要がないと判断しており、条件が合う作品でだけ使える手法である。

  • 全館の初回を同じ時刻にそろえ、観客の感想が同じタイミングでSNSに出るようにした。上映時間の統一は営業チームが各劇場と交渉して実現しており、配給側の調整力が前提になる。

  • 0時の最速上映は2館・各1,000名の抽選に絞り、9時の一斉上映を主役にした。熱心なファン向けの特別枠と、一般客が参加できる同時体験を段階的に用意している。



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