【超かぐや姫!】配信先行作が終映3か月後に「復活上映」、6日で3.65億円・累計30億円
更新日:10月6日
Netflixで先に配信されたオリジナルアニメ映画『超かぐや姫!』が、2026年9月18日から劇場で「復活上映」を始めた。6月18日にいったん終映した作品である。
復活上映は9月23日までの6日間で興収3億6508万2600円を記録し、累計は30億円を超えた。終映の翌日に次の上映を告知した興行設計を整理する。
この記事でわかること
配信→限定公開→終映→復活上映という流れと各時点の数字
上映形式ごとに入場者特典と本編後の映像を変えた設計
累計動員の数字が報道で揺れている理由と、公式発表の値
配信のあとに劇場で広げた
本作はNetflixで2026年1月22日に配信が始まった。劇場公開はその約1か月後の2月20日で、全国19館・1週間限定という小さな形だった。
反響を受けて公開規模の拡大と延長を重ね、上映は約4か月続いた。配給ツインエンジンの発表では、5月18日時点で動員120万人・興収25億円である。
6月18日の終映時点では、累計動員134万人・興収27億円と報じられている。配信で見られる作品が、劇場でも長く客を集めたことになる。
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終映の翌日に次の上映を告知
ツインエンジンは終映翌日の6月19日、9月18日からの復活上映をPR TIMESで発表した。劇場を離れる時点で、約3か月後の再会日を示したことになる。
上映形式はMX4D、4DX、SCREENX、ULTRA 4DX、Dolby Atmosと通常版である。1回目の公開で見た人にも、見直す理由をつくった。
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ポイント:終映の告知と次の上映日の発表をほぼ同時に行い、ファンの関心が途切れる期間を「待つ期間」に変えている。
形式ごとに特典と映像を変えた
第1弾の入場者特典(9月18日〜24日)は形式ごとに違う。通常版・MX4D・Dolby Atmosは集合イラストボードである。
4DXはペーパークリップ、SCREENXとULTRA 4DXは金箔入りステッカーを配った。どの形式で見るかで、手に入る特典が変わる。
本編後に流すミュージックビデオも分けた。通常版とDolby Atmosは「Reply」、4D系とSCREENXは「ray 超かぐや姫!Version」である。
9月25日〜10月1日の第2弾は、応援うちわ(3種ランダム)である。初日には公式ヒストリーブックなどの劇場商品も発売した。
6日で3.65億円、累計30億円
復活上映は初週末(9月18日〜20日)の週末動員ランキングで6位に入った(興行通信社調べ)。配信中の作品が、新作と並んで上位に入ったことになる。
公式は9月22日、興収30億円・動員150万人の突破を発表した。9月24日の報道では、9月18日〜23日の興収が3億6508万2600円とされている。
ツインエンジンは、配信先行の作品として「前例のない記録を更新し続けている」とコメントした。
数字の注意:報道には累計動員154万1518人とする記事もあり、この数字を復活上映期間の動員と読める書き方の記事もある。公式発表は9月22日時点の「150万人突破」である。
まとめ
配信で見られる作品でも、劇場ならではの体験を用意すれば再び客を呼べることを示した事例である。特別フォーマットは、既に見た人が劇場に戻る理由になる。
実務では、終映の告知と同時に次の上映日を示し、形式ごとに特典や本編後の映像を分ける設計が参考になる。配信と劇場を順番に並べるのではなく、行き来させる発想である。
出典
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