【まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉】上映形式を3段階で追加、27日で興収21億円と前作超え
更新日:9月28日
『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』は、2026年8月28日の公開から27日間で興収21億円を超えた。
前作『[新編]叛逆の物語』の20.8億円を上回り、シリーズ最高となった。
公開後は、IMAXに続いてDolby Cinema、4DX・MX4Dと上映形式を順に足している。週替わりの入場者特典とあわせ、公開後の見直しを促す設計を整理する。
この記事でわかること
初週3日・17日・27日の興収と動員の推移
IMAX→Dolby Cinema→4DX・MX4Dと形式を足していった日程
5週続く週替わり特典と、ネタバレ解禁日の重ね方
27日で前作の興収を超えた
公開は全国292館。初日からの3日間で動員53万4722人・興収9億3964万7100円を記録し、週末ランキング1位で始まった。
その後、公開4日で興収10億円、10日で15億円を突破した。公開17日目の9月13日には、動員109万3178人・興収18億3811万3160円となっている。
公開27日目の9月23日時点は、動員126万2137人・興収21億260万5880円である。前作の20.8億円を約1か月で上回った。
前作は2013年の公開である。約13年ぶりの劇場新作が、シリーズの記録を更新した。
上映形式を後から足していく
公開初日から通常版に加えてIMAXで上映し、IMAX限定の先着特典としてA3ポスターを配った。最初から大画面で見たい層を取り込む形である。
9月4日には、9月18日からのDolby Cinema上映を発表した。映像と音響の違う形式を、公開4週目に加えたことになる。
9月22日には、10月3日からの4DX・MX4D上映を発表した。4DXは56劇場、MX4Dは11劇場で上映する。
アニメイトタイムズは、10月3日が主人公・鹿目まどかの誕生日にあたると伝えている。キャラクターの記念日を、新しい形式の初日に選んだ。
ポイント:形式を一度に出さず間隔をあけて足すことで、公開後も「新しく見る理由」が数週間おきに生まれる。
週替わり特典とネタバレ解禁
公開初日の先着特典は、原作チーム「Magica Quartet」の特製色紙である。これとは別に、週替わりの来場者特典を5週続けている。
第1・2週はキャラクター原案の蒼樹うめ、第5週はアニメ制作会社シャフトの描きおろしである。描き手を替えることで、週ごとの特典に違いを出している。
週 | 配布期間 | 内容 |
|---|---|---|
第1週 | 8月28日〜9月4日 | 蒼樹うめ描きおろしミニ色紙風カード |
第2週 | 9月5日〜9月11日 | 同 ミニ色紙風カード第2弾 |
第3週 | 9月12日〜9月18日 | ビジュアルポストカードセット |
第4週 | 9月19日〜9月25日 | 特製ポストカード |
第5週 | 9月26日〜10月2日 | シャフト描きおろしポストカード |
【まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉】公式が公開後2週間の「ネタバレ自粛」を呼びかけ、解禁日を9/12に設定
公開前に解禁日を決めてネタバレ自粛を呼びかけた施策の既出記事
重ね方:第3週の特典は、ネタバレ解禁日の9月12日に配布が始まった。ファミ通によれば、新キャラクター「ワス」を描いた特典である。
上映形式を足した関連事例
公開後に上映の形を変えて来場を伸ばした事例は、当サイトにもある。今週の『超かぐや姫!』は、終映後に特別フォーマットで劇場へ戻った。
【保存版】劇場版アニメの宣伝事例21選|解禁・入場者特典・上映形式・終わり方の型
上映形式の追加や入場者特典の型を、劇場版21事例で整理したまとめ
【保存版】劇場版アニメの入場者特典 事例15選|弾制・数量・前売券の型
週替わりの弾制など、入場者特典の設計を15事例で比較
まとめ
上映形式を公開日にすべて出すのではなく、数週間おきに足していく設計である。特典の週替わりと組み合わせると、同じ人が何度も劇場に来るきっかけを切らさずにつくれる。
実務では、ネタバレ解禁日やキャラクターの誕生日など、作品側の節目に形式追加や特典の切り替えを合わせる点が参考になる。発表と開始の間を約2週間あけ、予約の準備期間も確保している。
出典
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