【jeki調査】応援広告の潜在市場769億円、推しの記念日の予算は平均1.41万円【データ分析】
更新日:5 時間前
ジェイアール東日本企画(jeki)の応援広告事務局「Cheering AD」は2025年2月27日、「推し活・応援広告調査2024」の結果を公表した。
応援広告とは、ファンが広告主となり、推しの誕生日や記念日を駅などの広告で祝う活動である。この調査では交通広告・屋外広告について尋ねている。
調査は3年目で、15〜79歳の2万4,136人が回答した。推しの記念日を祝う行動と、応援広告の広がりを数字で示している。
この記事でわかること
推しの記念日を祝う人の割合と、かける予算・準備期間
応援広告の認知度と、出した人・見た人への効果
潜在市場769億円が、推し活市場や交通・屋外広告費のどれくらいにあたるか
推しの記念日は定番の推し活
推し活をしている人のうち、推しの誕生日や記念日を祝う人は28%で、4人に1人にあたる。グッズを持ち歩く(26.5%)、SNSで推しについて発信する(25.3%)と並ぶ水準である。
推しの記念日にかける予算は平均1.41万円だった。準備に1か月以上かける人は45%、半年前から準備する人も20%いた。
jekiは、自分や家族の誕生日と比べても、推しの記念日にはお金と時間をかける傾向が強いとしている。
項目 | 結果 |
|---|---|
記念日を祝う推し活実施者 | 28% |
記念日の平均予算 | 1.41万円 |
準備期間1か月以上 | 45% |
準備期間半年以上 | 20% |
祝い方の3位が応援広告
推しの記念日にすることは、1位がSNSへの投稿、2位が市販のケーキを用意すること、3位が応援広告の企画・出資・見学だった。
応援広告の認知率は、推しの有無を問わない全体で19.5%だった。推し活をしている人では59%で、前年から14.7ポイント上がった。
推し活をしている人のうち、実際に応援広告を見たことがある人は27%である。
今回初めて都道府県別の認知度も出した。最も高いのは東京の25.6%で、掲出数も最多だった。
最も低かったのは福井県だが、それでも12.7%と、10人に1人以上が知っている結果だった。
ポイント:推し活をする人の6割近くが応援広告を知っている。前年から14.7ポイント伸び、見かける機会が増えていることがうかがえる。
出した人も見た人も動く
実施の理由で最も多かったのは、ファン同士で盛り上がりたいからだった。実施後、80%がファン同士のつながりが深まったと感じている。
主催者・出資者の86.8%は、イベント参加やCD購入など推し活への支出が増えたと答えた。89.1%は推しをさらに応援したくなったという。
広告を見た人の60%は応援対象に興味を持ち、74%は推しをもっと応援したいと答えた。見に行くきっかけはSNSが多く、約2割は新幹線や飛行機を使って見に行っている。
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潜在市場は約769億円
jekiは、応援広告の潜在市場を約769億円と試算した。推し活市場(約8,000億円)の約10%、屋外広告・交通広告費(約4,338億円)の約18%にあたるという。
日本の応援広告は駅ポスターが主流だが、近年は電車や飛行機のラッピングなど大規模な例も出ている。掲出には一般に3か月から半年かかるとしている。
jekiは、記念日を広告で祝う行動がファン同士の絆を強め、推しの魅力を広く届ける効果を「記念日効果」と名付けている。
まとめ
キャラクターや声優の誕生日は、ファンが自ら広告を出す機会になっている。準備に3か月から半年かかるため、公式が誕生日の素材や掲出ルールを早めに示せば、ファンの企画を後押しできる。
応援広告を見た人の6割が対象に興味を持つという結果は、新規の入口としての効果も示す。公式の施策と日程を合わせれば、記念日の前後に話題を重ねやすい。
出典
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