【2025年アニメアワード】全270作を検索量とX投稿数で評価、ミルキー☆サブウェイは投稿31倍【データ分析】
更新日:5 時間前
アニメデータインサイトラボは2025年12月30日、gamebizへの寄稿で「2025年アニメアワード」を発表した。
2025年に放送された全270作品を、放送中の週ごとのデータで比べたものである。
評価の軸は2つある。Googleの検索量から出す「トレンドスコア」(一般の認知)と、Xの投稿数から出す「ファンスコア」(ファンの熱量)である。
年間の首位は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』だった。初週の低い位置から大きく伸びた『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』は、ダークホース賞に選ばれた。
この記事でわかること
検索量と投稿数の2軸で、認知と熱量を分けて測る方法
新作部門のトレンドスコアとファンスコアの上位5作品
ミルキー☆サブウェイが初週から検索20倍・投稿31倍に伸びた意味
認知と熱量を2軸で測る
対象は2025年放送の270作品で、内訳は新作204、続編66である。各作品を放送期間中に毎週追いかけた。
トレンドスコアはGoogleの検索量から算出し、一般にどれだけ知られたかを示す。ファンスコアはXの投稿数から算出し、ファンの熱量を示す。
記事では、スコアの詳しい算出方法は示されていない。2つの軸を分けたことで、知られている作品と語られている作品の違いが見えるようになっている。
首位はGQuuuuuuX
年間グランプリの「絶対王者」は『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』だった。トレンドスコア、ファンスコアとも全部門で1位である。
特にファンスコアでは、2位に5倍以上の差をつけたという。
新作部門の上位5作品は、2つの軸で顔ぶれが異なる。トレンドの2位は『タコピーの原罪』、ファンの2位は『メダリスト』だった(下の図)。
続編を含む全作品のファンスコアでは、2位が『メダリスト』、3位が『薬屋のひとりごと』第2期、4位がミルキー☆サブウェイだった。新作が続編の人気作と並んでいる。
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ミルキーは口コミで31倍
ダークホース賞は『銀河特急 ミルキー☆サブウェイ』である。放送1週目から最高値までの伸びは、トレンドスコアが20.0倍、ファンスコアが31.2倍だった。
初週は下位の位置だったが、年間ではトレンドスコア7位、ファンスコア4位に入った。この順位は続編を含む全作品でのものである。
執筆した湯通堂圭祐氏は、初回だけが成功の指標ではないと指摘する。視聴者の面白いという評価が、SNSを通じて着実に広がった結果だとみている。
指標 | 初週→最高値の伸び | 年間順位(全作品) |
|---|---|---|
トレンドスコア(検索量) | 20.0倍 | 7位 |
ファンスコア(X投稿数) | 31.2倍 | 4位 |
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ポイント:初週の数字が低くても、毎週追えば口コミで伸びる作品を見つけられる。伸び率で見ることが、この評価の特徴である。
データで作品を比べる意味
湯通堂氏はSevenDayDreamersの創業者で、データとAIでコンテンツIPの価値を高める取り組みをしている。
検索量と投稿数はどちらも外から取れるデータである。自社作品と他社作品を同じ物差しで並べられる点が、この手法の使いどころといえる。
ただし、検索量や投稿数は話題の量であり、視聴数や売上そのものではない。記事も、2つのスコアを認知と熱量の目安として扱っている。
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まとめ
作品の成果を放送初週の数字だけで判断すると、口コミで伸びる作品を見落とす。検索量と投稿数を毎週記録し、初週からの伸び率で見ると、追加の宣伝を打つべき作品を早く見つけられる。
検索は一般の認知、投稿はファンの熱量と、指標の意味を分けておくことも大切である。認知が高く熱量が低い作品と、その逆の作品では、打つ施策が変わる。
出典
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