【2024年夏秋アニメ】注目度は4週目に初回の約45%へ、ブシロードの検索データ分析【データ分析】
更新日:7 時間前
新作アニメへの関心は、放送が始まってからどう変わるのか。ブシロードのアニメデータインサイトラボが、2024年夏・秋アニメの検索データで分析した。
多くの作品は4週目以降、初回の約45%で落ち着いた。一方で、放送中に関心を伸ばした作品もあり、宣伝施策との関係が見えてくる。
この記事でわかること
初回放送後の注目度が週ごとにどれだけ下がるか
初回で平均の5〜10倍の注目を集めた作品
放送中に注目度を伸ばした作品と、その施策
検索量で注目度を測った
分析は、ブシロードのアニメデータインサイトラボが2024年12月25日に公開した。ITmedia ビジネスオンラインも同年12月30日に取り上げている。
指標にはGoogleトレンドの週ごとの検索量を使った。初回放送週の相対的な注目度と、初回を100%とした維持率の2つを見ている。
対象はシリーズ物を除いた新作で、夏アニメ42作品と秋アニメ36作品である。秋は10月12日までに初回を放送した作品に絞った。
注目度は3週で6割に
夏・秋のどちらも、注目度は同じような下がり方をした。2週目に初回の75%前後、3週目に60%前後まで減っている。
4週目以降は、初回の約45%前後で安定する傾向だった。放送開始直後の関心が、そのまま続くわけではないことがわかる。
ポイント:放送開始から3週で関心は約4割減る。4週目以降にどう接点をつくるかを、宣伝計画に入れておく必要がある。
初回で目立った作品
夏アニメでは『しかのこのこのここしたんたん』と『逃げ上手の若君』が、平均の7.5倍以上の注目を集めた。しかのこは音楽を軸にしたSNS施策が効いたとされる。
秋アニメでは『ダンダダン』が平均の10倍以上でトップだった。『らんま1/2』と『アオのハコ』も、平均の5倍以上の注目を得ている。
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放送中に伸びた作品
秋の『ダンダダン』は、初回から一貫して注目度を伸ばした。7週目には初回比217%に達し、分析では海外視聴者に向けたショート動画の拡散が効いたとしている。
夏の『負けヒロインが多すぎる!』は、6週目に182%まで急に上がった。分析は、有名タレントの露出を効果のあった施策に挙げている。
『アオのハコ』は2週目に106%まで上がり、7週目も84%を保った。ファミリーマートとのタイアップや、サンシャイン水族館とのコラボが支持を支えたという。
平均の維持率が7週目に40%台まで下がる中、効果的な施策を打った作品は60%以上を保った。分析はこの差を、宣伝施策の効果として示している。
作品 | 時点 | 初回比の注目度 |
|---|---|---|
ダンダダン | 7週目 | 217% |
負けヒロインが多すぎる! | 6週目 | 182% |
来世は他人がいい | 2週目 | 122% |
ハズレ枠の状態異常スキル | 7週目 | 119% |
アオのハコ | 7週目 | 84% |
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上位作品に共通する条件
分析は、上位作品の共通点として2つを挙げた。強い原作IPを持つことと、SNSやタイアップなど効果的な宣伝を打つことである。
そのうえで、放送開始後も視聴者との接点をつくり続けることが大切だとまとめた。初回の高い注目を生かしつつ、4週目以降の低下を見込んだ計画が長く支持される鍵だとしている。
まとめ
宣伝費を放送開始前後に集中させると、4週目以降の落ち込みに打つ手が残らない。タイアップやコラボ、ショート動画の投入時期を放送中にも分けて置くと、維持率を支えやすい。
検索量の推移は、Googleトレンドで誰でも追える。自作品と同じクールの平均を並べて週ごとに見れば、施策の効き目を早めに確かめられる。
出典
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