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【Crunchyroll×NRG】海外5,000人調査、10代の82%が視聴の半分以上はアニメ【データ分析】

10月7日
読了時間: 4分

更新日:10月16日


Crunchyrollは2026年10月7日、ニューヨークのAnime Future Forumで、海外のアニメファン調査を公表した。


調査名は「Global State of Anime Fandom 2026」で、実施は調査会社National Research Group(NRG)である。


Crunchyrollが委託した調査である。設計と主要な数字を整理し、読むときの注意も書く。


この記事でわかること

  • 調査の設計(対象人数・市場・条件)と、確認できなかった点

  • 視聴開始年齢、音楽・漫画・グッズなど主要な数字

  • 10代の好み、委託調査として読むときの注意


調査の設計:委託元と対象


調査は、海外10市場の13〜54歳のアニメ視聴者5,000人が対象である。ほかに、日本の視聴者500人が加わっている。


10市場は、米国、英国、フランス、ドイツ、ブラジル、メキシコ、インド、韓国、タイ、サウジアラビアである。


回答者は、アニメを月1回以上見て、配信サービスを1つ以上使い、アニメと欧米のアニメ作品を区別できる人に限られる。結果は、各国のアニメ視聴者の構成に合わせて重みづけされている。


報道によると、この調査は、2万3,000人を超える一般のエンタメ消費者への調査の一部である。


調査の実施時期(フィールドワークの日付)は、確認した記事に書かれていない。全文レポートは未確認である。


  • 確認した範囲:Cartoon BrewとThe Outer Haven(英語)の記事で確認した。Crunchyrollの公式ページは取得できなかった。


主要な数字:周辺の楽しみ方は広い


視聴を始めた年齢は平均14歳で、79%が17歳までに始めている。13〜17歳では、82%が「視聴の半分以上がアニメ」と答えた。


視聴以外の楽しみ方も広い。アニメ音楽を週1回以上聴く人は52%、漫画・マンガ(中国語圏のもの)・Webtoonを月1回以上読む人は66%である。


デジタルの漫画を月1回以上読む人は69%、過去1年にグッズを買った人は48%である。アニメを見たことのない人に薦めた経験は、77%だった。



項目

割合

補足

17歳までに視聴を始めた

79%

開始年齢の平均は14歳

視聴の半分以上がアニメ

82%

13〜17歳のみ

アニメ音楽を週1回以上

52%

音楽・サントラ

漫画・Webtoonを月1回以上

66%

デジタル漫画は69%

過去1年にグッズを購入

48%

アニメ関連の収集品

未視聴者へ薦めた経験

77%

アニメを見たことがない人へ



10代の好みと、アニメらしさの要素


10代は、上の世代より、新しい方向を試す物語を好む傾向がある。数字は、実験的な物語が46%、ファンタジーの舞台が43%、未知の世界や文化が41%である。


アニメの特徴として挙げられた要素は、キャラクターが54%で最も多い。


次いで、日本の原作が46%、手描き中心の映像が45%、ストーリーが41%、日本語の原語が39%、人の手による制作が33%である。


今後については、70%が「できるだけ多くの人にファンになってほしい」と答え、63%がアニメは表現が大胆になると見ている。



読むときの注意


1つ目は、委託元の影響である。Crunchyrollが依頼した調査のため、依頼元に好意的な数字が出やすい点は割り引いて読む必要がある。


2つ目は、標本の範囲である。回答者は月1回以上見る配信利用者で、一般の人口ではない。


したがって、82%は10代全体の82%ではない。あくまで、この標本の13〜17歳での割合である。


3つ目は、2025年版との違いである。2025年版は、約2万9,000人を7市場で調べた別の設計で、単純には並べられない。


4つ目は、人数の内訳である。10代の回答者数や日本の500人の結果は、確認した記事に載っていない。



  • 使い方:数字は、既存のアニメ視聴者が何を楽しんでいるかの目安である。市場全体の大きさを測るものではない。


まとめ


海外のアニメファンは、視聴だけでなく、音楽・漫画・グッズにも広がっている。宣伝の入口を、映像以外にも置く根拠として使える数字である。


ただし、委託調査で、対象は既存の視聴者に限られる。相手に見せるときは、設計と限界を添えて使いたい。


出典



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