【AnimeJapan 2026×Trip.com】海外チケット販売が前年比697%増【データ分析】
更新日:5 時間前
AnimeJapan 2026の海外向けチケットは、Trip.comが独占で販売した。同社経由の海外チケット販売数は、前年比697%増だった。
購入者は82の国と地域に広がった。Trip.com Groupは、アニメをきっかけにした旅行の需要がアジアで伸びているとするデータもあわせて公表した。
この記事でわかること
AJ2026の海外チケット購入者の国・地域、年齢層、性別
アジアでアニメ関連の旅行検索が前年比195%増えたデータ
聖地や大型イベントの周辺で伸びたホテル予約と、数字を読むときの注意
海外購入者は82か国・地域
Trip.comは、AnimeJapan 2026の海外向け独占チケット販売パートナーを務めた。同社経由の販売数は前年比697%増だった。
購入者は82の国と地域にわたり、中心は中国本土、香港、シンガポールだった。半数以上が25〜34歳で、半数以上が男性である。
同社は、購入者の中心がZ世代とミレニアル世代だとしている。
海外向けの販売を旅行会社に任せたことで、購入者のデータが旅行の動向と並べて公表された。イベントの主催者だけでは出しにくい数字である。
項目 | 数値 |
|---|---|
海外チケット販売数 | 前年比697%増 |
購入者の国・地域 | 82 |
25〜34歳の割合 | 半数以上 |
男性の割合 | 半数以上 |
アニメ旅行の検索は195%増
Trip.com Groupによると、アジア全域でアニメやコミックに関連する旅行体験の検索数が前年比195%増えた。
関心が特に高い地域として、同社は香港、台湾、インドネシア、フィリピン、韓国を挙げている。訪日向けの告知で、どの市場を優先するかを考える材料になる。
背景として同社は、SNSや動画配信の普及を挙げる。作品の世界を実際に体験したいというZ世代の需要が、旅行先の選び方に影響していると分析した。
同社はCrunchyrollのレポートも引き、Z世代の54%がアニメに好意的な印象を持つと紹介している。
聖地とイベント周辺の宿泊
『SLAM DUNK』の聖地として知られる鎌倉高校前駅近くの踏切や、秋葉原・池袋では、Trip.comでのホテル予約数が前年平均比10%増えた。
2026年8月にSummer Comiket 2026が開かれるお台場では、イベント期間中のホテル予約数が前年比78%増えた。
Hong Kong Comic Con 2026では、チケット購入者の8割以上がZ世代・ミレニアル世代だった。女性が80%以上で、AJ2026の海外購入者とは男女の構成が異なる。
聖地やイベントの周辺で予約が伸びていることから、ファンが泊まりがけで訪れている様子がうかがえる。宿泊施設や会場周辺は、旅行事業者と作品側が組める場所である。
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数字を読むときの注意
697%増は、Trip.com経由の海外チケットに限った伸び率である。AJ全体の海外来場者数や、販売枚数の実数は公表されていない。
195%増も、同社のサービス上での検索数の変化である。旅行市場全体の人数とは分けて扱う必要がある。
また、伸び率は前年の水準が低いほど大きく出る。AJの海外向け販売が前年にどの程度だったかは、記事からはわからない。
ポイント:企業発表の伸び率は、対象の範囲と母数を確かめてから使う。実数がないときは、傾向を示す材料にとどめる。
まとめ
海外ファンの来場は、イベントのチケットと宿泊が結びついて動く。聖地やイベント会場の周辺では、宿泊や旅行の事業者と組む余地がある。
海外向けの告知では、購入者の中心が中国本土・香港・シンガポールの25〜34歳という点が手がかりになる。言語や告知チャネルを選ぶときの目安に使える。
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