【劇場版 薬屋のひとりごと×近鉄×JR東海】奈良で最大19か所のクイズラリー、新幹線では原作の認定試験
更新日:9月28日
『劇場版 薬屋のひとりごと 亡妃の秘宝』は2026年12月11日に公開される。その2か月前の10月10日から、近畿日本鉄道が奈良県を巡るクイズラリーを始める。
近鉄リテーリングが9月17日にPR TIMESで発表し、JR東海の「推し旅」の企画も同じリリースで紹介した。本記事では、鉄道2社の役割の違いを整理する。
この記事でわかること
最大19か所から3・5・10か所を選んで巡る、秋冬2期のクイズラリー
ラッピング車両と車内ボイスで、移動そのものを企画に組み込む方法
JR東海は原作小説と組み、東海道新幹線の車内で認定試験を行う
近鉄は奈良の19か所を巡らせる
企画名は「猫猫・壬氏 万葉への謎旅」で、期間は10月10日から2027年1月24日までである。一部の企画は期間の終了後も続く。
舞台は世界文化遺産に登録された飛鳥・藤原エリアや、大和郡山、吉野など奈良県内である。参加は無料で、スマートフォンから特設サイトに入って遊ぶ。
チェックポイントでクイズに正解すると、デジタルスタンプがもらえる。ポイントは近鉄の主要駅4か所と奈良県内12か所で、11月から12月に3か所を追加する予定である。
スタンプ3・5・10個で賞品が変わり、秋(11月30日まで)と冬(12月1日から)で中身を入れ替える。秋と冬の間でスタンプは引き継げない。
賞品は駅のカフェなど8か所で、400円以上の注文と引き換えに受け取る。交換には、奈良県内のポイントを1か所以上回る必要がある。
チェックポイント | か所数 |
|---|---|
近鉄の主要駅 | 4 |
奈良県内 | 12 |
追加分(11月1日〜12月22日) | 3 |
合計 | 19 |
ポイント:賞品の交換に奈良県内の1か所を必須にし、交換場所を駅のカフェに置いている。周遊と駅ナカの購買を、同じ動線にまとめた設計である。
車両と車内ボイスで移動も企画に
ラッピング車両は6620系の4両1編成で、主に大阪阿部野橋〜橿原神宮前〜吉野間を走る。運行は10月10日から2027年1月下旬頃までの予定である。
初日の10月10日には大阪阿部野橋駅でお披露目会を開き、猫猫のグリーティングも行う。
奈良県内の4区間では、走行中に特設サイトを開くと、猫猫と壬氏が沿線の見どころを紹介するボイスを聴ける。対象は橿原線・吉野線・大阪線などの区間である。
駅のカフェ「カフェチャオプレッソ」7店ではコラボメニューを売る。カプチーノは900円、ケーキセットは1,400円で、販売は2027年3月31日までである。
限定グッズも駅構内の店などで3月31日まで売る。クイズラリーの終了後も、飲食と物販は2か月あまり続く。
JR東海は原作小説で新幹線へ
JR東海は「推し旅」の一つとして、原作小説とのコラボを9月30日から2027年2月4日まで行う。企画名には「飛鳥・藤原の宮都世界遺産登録記念」と入っている。
東海道新幹線に乗り、走行中に速度を測るとアクセスできる車内限定のコンテンツである。小説を読み、巻ごとに10問の認定試験に挑む。
全問正解するとデジタル合格証が出る。車内コンテンツに参加すると、コンビニのマルチコピー機で印刷できるブロマイドのコードも1日1回もらえる。
近鉄は劇場版、JR東海は原作小説と、組む相手が分かれている。そのうえで近鉄のリリースは、JR東海の企画を参考として紹介し、あわせて楽しむよう呼びかけている。
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まとめ
鉄道2社が同じ作品で組むとき、対象を劇場版と原作小説に分けると企画の中身が重なりにくい。片方のリリースでもう片方を紹介すれば、移動の前後をつなぐ案内にもなる。
公開2か月前に始め、秋冬で賞品を替えて公開後の1月まで続ける設計である。長いラリーでは途中でポイントや賞品を足すと、2回目以降に来る理由をつくりやすい。
出典
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